「ご縁」をいただいたお客様にお届けする、「大きな想い」の「小さなお手紙」
キンモクセイの香りを味わいながら、窓全開で、鼻の穴も全開で仕事をしています。秋生まれの45歳、芦川永光です。
そろそろ3年が経ちます。いよいよ終わります。2019年末から始まった歯の矯正治療です。強度が上がるたびに痛みで食事がままならず、金具にモノが挟まったりする煩わしさとも付き合いきりました。今では金具が当たるほっぺたの内側までも強化されまして、痛みはほぼゼロ。口内炎だらけでお茶も飲めなかった時期を懐かしく感じます。バットを素振りしまくってマメを潰した手のひらが、やがてぼこぼこのカチカチになっていた野球部時代も思い出していました。人体っちゅうのは、必要に応じて強化されるわけでして、驚くばかりです。
試練もまた人を強くします。若い頃に問題山積の時期を過ごした人でしたら、それが全て肥やしとなって、時には若手にそれを伝えている人もいることでしょう。僕にとっての試練の多くは、どうしようもない自分に指摘をしてくださる先輩方からの耳の痛い助言を聞くことでしたね。
もう何年やってるんだ?
さて、今日はものすごく自分事になります。今回のニュースレター、何度書いてもまとまりませんでした。一晩明けてから考えをまとめても書けないし、目次を作って書いても脱線して、結論もまとまらないのです。何より書いていて辛いし、内容も面白くない。「何年やってるんだ?」と妻から指摘をされて、一瞬プライドでイラッとしましたが、図星だったのでよく聞いて分析をしました。
やり方を明文化していない
ライティングの型は学んで知っているけど、普段からその型を使っていないし、毎回やり方が違う。自分の才能だけで書いていた。どういう過程で書いたのか、振り返ってもわからないのです。
チラシづくりになると、必要な要素が何なのかは、お客様との会話で必ず見つかります。ここには型があって繰り返してきたから、手順に沿って質問ができるんです。
でもここに来て、ニュースレターを書いている自分の型が見出せない。自分の表現力が一番発揮できる、これが最適だという書くための準備がわからないのです。導入と結論が出てから書いていると思うんですけど、ハッキリ思い出せないのです。いやぁ困った。
つまり、準備をせずに書いてきた、とも言えます。自分の直感に任せて、浮かんできたものを書いていました。若い時ほど頭の回転は速くありませんから、「降りてこない」と途端に頭が真っ白になります。「自分のやり方を説明出来るように」ってあれほど教わっていたのにまだやっていないからだ、と妻が言いましたがその通りです。自信を失った感覚になりましたが、実際のところ過信していたんです、自分の直感力と才能を。
過去最高の高い壁
SNSが一般化して、多くの若い人達は努力して物書きになったり、発信者として自ら声を上げて活躍しています。もうすぐ46歳になる僕が経験だけに頼って努力を怠ったら、追いつき追い越されるのは当たり前です。
お世話になった人達から言われて気づいた壁は、数えきれないくらいありました。今回の壁は、自分で気づいてしまった、乗り越えるには相当な苦労をしそうな壁です。この壁を乗り越えずに避けてきたから、幾度となく訪れた出版のチャンスを逃してきました。努力不足で、過信して、それでいて不勉強で傲慢で、悔い改めの道しかない、今の僕です。
3つの態度
壁や試練にぶち当たった時、多くの人がとる典型的な3つの態度があると言われています。一つは逃げる、避ける。後に得られる達成感によって成長することを諦めてしまう態度ですね。ライティングの勉強は十分にしたからと、その後の学びは避けてきた僕そのものです。
二つ目が悲観。逃げるわけではないけれど、「なんで自分にこんなことが起こる?」と原因を呪って、状況や他人に文句ありありの状態です。これではやり切ったとしても達成感はなく、成長の機会にもなりません。自分が書きたくて始めたはずなのに、「ネタが浮かばなくて書けないから書いてくれ」とニュースレター発行の期限を妻に煽られた時の僕は、こういう態度も取っていました。
試練を乗り越えて、強化される
僕が取るべき態度は三つ目、乗り越えようとする態度です。試練というくらいだから、僕は試されているわけで、超えられるからこの機会が与えられているはずなのです。わかった!と身に付く瞬間って、深く潜った水中からやっと顔が出せて、大きく息が吸えたような感覚ですよね。
そうなんですよ、やっぱり痛まないと強化されないのです。それも徹底的に痛まないと、調子乗りの僕みたいなもんは、喉元過ぎれば熱さも忘れるのです。
ということで次回には引きずりたくない自戒の回、でした。韻を踏んで(駄洒落?)で終わらせて、ちゃんとオチがついたでしょうか。僕と同じタイミングで、高い壁に挑んでいるという方、決して少なくないと思います。歓迎しましょう、この試練を。乗り越えた後に得られるであろう喜びと、「あの試練のおかげさま」と笑って話せるその日まで。
編集後記
次男ちひろ、3歳になりました
怒涛の8月は伊勢への遠征、ピロリ菌除去、そして千弘の誕生日でした。
生まれも育ちも横浜となったシティボーイの千弘ですが、振る舞いは僕ら夫婦の影響そのままで、川の水を飲んだり、スッポンポンで公園の噴水にドボンしたり、カントリーボーイそのものです。
そういえばお話ししていないかもしれませんが、千弘も竜弥もこれまでシャンプーをつけて頭を洗ったことがありません。僕がこれだけ髪が長くてもお湯だけで頭を洗うことが出来ているので、丸坊主の子供に必要がないと思っているからです。そういえば歯磨き粉も使ってないや。ここら辺もカントリーですね。
来年は伊勢原に戻りたいと思いつつ、子供達の奔放ぶりと強靭さを見ると、伊勢原以上にカントリーで素朴な場所にも住めるかもなと、試してみたくなります。次の8月はどこにいるかな。
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