ポスティングの歴史を振り返って 2023年2月 130号

つるのおんがえし郵送版

「ご縁」をいただいたお客様にお届けする、「大きな想い」の「小さなお手紙」

全てのタイミングは行き当たりピッタリ! 

 2023年のひと月目を無事に過ごすことができました。感謝です。地球温暖化なんてやっぱり嘘じゃん!と確信できるほど寒い日が続いておりますが、朝の保育園へ向かう自転車は、汗をかくほど身体が熱々です。横浜市特有の急坂の登り降りもあと数ヶ月、景色を目に焼き付けておこうと思います。感動・創庫の芦川永光です。 

伊勢原へ引っ越しです 

 この春の引っ越しが決まりました。現在の横浜から、伊勢原に戻ります。独立してから、えーと…5回目の引っ越しですね。多い方なのかな。その時々で自分と会社としての理由があって、引っ越し先も慎重に決めていたのですが、今回の引っ越しはこれまでとは全く異なり、「呼ばれた」とも「導かれた」とも言える、絶妙なタイミングと場所なんです。1年前くらいから伊勢原に戻りたいと思っていたのですが、自分の意思に関係なく、ご縁がご縁を呼び、物件が現れて、竜弥が小学校に上がるちょうど良い時期に移動ってわけです。 

 時間については聖書にも「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」と書かれています。ドンピシャのタイミングって計算するもんじゃなく、行き当たりばったりでも、うわっ!ピッタリ!ってまさに神がかりなんですね。 

ポスティングの歴史を振り返って 

 日本では江戸時代の「越後屋」が広告を一軒一軒歩いて配り、今でいう特売セールをしたのが始まりです。ポスティングは歴史ある仕事として今日まで引き継がれ、私たちは厚木で10年、伊勢原で15年目になりました。僕自身はサラリーマン時代からですと、ついに今年で業歴20年っす。 

 2月21日が独立した日ということと、「時にかなって美しい」という言葉から思い出すのは、ポスティング業から一度は離れたものの、また返り咲くまでの日々のことです。 

 「もうポスティングはやらない」と決めた意固地さが、伊勢原の皆さんからの「やってくれ」という声によって溶けて無くなったのは、自分が望む望まないなんて余地が入らないことでした。加えて、不思議なことですが、「デザイン一本でやりたい」とどんなに意志が強かろうと、道は見事に塞がれました。「それは今ではない!」と言われたかのような。まだまだ準備の時期だったんです、全てが。 

 今となってはデザインの仕事はそこら中からご依頼が来て、パンパンもパンパンで、なんでも屋さんみたいになっちゃいましたもん。 

自分から離れて委ねちゃおう 

 その頃、商工会青年部にもお世話になり、地域社会への奉仕の心が小さく灯ったことで、まちからの声にポスティング業で応答することができました。その後、会を離れることにはなりましたけど、全てが無駄じゃなかったと時間が経てば経つほど実感しますね。その後はガムシャラ。コレだ!と決めてのめり込んだら、とことん突き進めるのは、僕の良いところです(笑)。あのタイミングでポスティング事業をスタートで、ピッタリ良かったんです。 

 一昨年くらいから、妻と何度も話し合って確信したことがあります。それは、自分の主観で判断するよりも、流れやタイミング、そして縁に委ねた方がうまくいくということです。ぐいぐい推し進めても上手くいかない時は、一旦立ち戻って今じゃないのでは?と考えてみることです。自由意志には感情がつきもの。感情で考えていては、故に間違えてしまうんです。そう「人間だもの」相田みつを的にね。 

良きタイミングはすべての人に 

 努力をしないということでは、もちろんありません。準備は徹底しながらも、判断基準は世界から求められる役割や仕事。やりたくないことが含まれようが関係なく実行する。これが今の基準でして、現場に戻されると停滞感を感じてイラついていた自分が嘘のように、今では楽チンなんです。 

 この数年で人生をひっくり返されてしまったと感じている方は少なくないと思います。仕事を変えざるを得なかった人も多いと聞きます。大事な人と疎遠になった方もいるでしょう。何より不安が増して、今までのような平穏を感じられない人がいるかもしれません。もし今が辛い時期、暗闇でも「時にかなって美しい」と今を準備の時期と捉えられて、やがて良きタイミングが来ると思います。 

 ちょうど今、挫折をバネに再び立ち上がった方のサポートもしており「あの時の苦労がなければ今がない」は全ての人の共通だと感じています。あなたにも、2023年中に行き当たりピッタリな、時にかなって美しい出来事が現れますように。2月も前向きに行きましょう! 

編集後記 

Mリーグに触発されて 

 スマホに久々、ゲームのアプリを入れました。麻雀のやつです。高校一年生で麻雀を始めたばかりの頃はバイト代をカモられて、それでも負けるもんかと本を読んで勉強して、3年生になった頃は勝ち始めましたね。って全く勉強もしないで、よくやってました。 

 なぜ今スマホで麻雀かと言いますと、妻が始めたんで後ろで見ていてくれと言うのです。ルールは教え込んだんですけど役をいまいち覚えておらず、こればかりはセンスも関係しているようです。 

 そしてMリーグの動画も見始めて、子供が寝静まってからは二人でちょこちょこ麻雀で共通の会話をしたりして。「そう言えばMリーグって気持ちよく見れるんだよなって思ったら、誰もマスクしてないじゃーん!って気づいたの」って妻が言うんです。いつだか将棋の対局で反則負けがありましたけど、これもオイルショックの買い占め映像のように、「あの頃バカやってたなぁ」と笑い話になりますよ、って今から楽しみです♪ 

 いつか自動卓で牌をジャラジャラやりてーなぁ。「雀鬼」の真似して強打したりね、って知っている人いますか?そういえば、伊勢原に雀荘ってあるのかなぁ。大人になってカモられないように、今のうちに息子たちを家庭麻雀で仕込んでおくのです!まずは積み木からね! 

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