病は気からってほんとそう 2023年10月号 135号

つるのおんがえし郵送版

「ご縁」をいただいたお客様にお届けする、「大きな想い」の「小さなお手紙」

 秋の爽やかな風を感じたと思ったら、数日後にはまた真夏日。そんな9月を目まぐるしく過ごしていたら、ひと月スキップしちゃっていました。もっと涼しくなったら、バイクで紅葉の箱根へ行きたいなぁ。歳を取ったら息子が運転するサイドカーに乗せてもらいたい、感動・創庫の芦川永光です。

快適な田舎暮らし

 新しい家で過ごす初めての夏は、男3人汗疹まみれになりました。冬暖かく夏は涼しい、湿度も一定なマンション住まいの快適さに対して、木造の一軒家は季節通りでちゃんと蒸して、ちゃんと暑い。その代わり部屋をスーッと抜ける夜風は涼しくて、この間の3分

の1は窓を開けて寝ていました。汗もかきかき、布団を蹴飛ばしつつ寝られる自然な生活が、嬉しき事限りなし!です。

 今じゃすっかり汗疹は消えて、身体が一段階強くなった気がします。もっと暑い夏、カモン!って感じで。

悩ましいね物価高

 普段の生活は快調ですが、会社を取り巻く経済圏はなかなかの荒れ模様です。今年度は色々なもののコストが上がって、事業者がしんどく感じることが多いですよね。ウチにとって一番悩ましいのは、インボイス制度のスタート。人が主体の事業なので会社が転覆するほどの一大事なんです。ここで事業構造を整備しておかないとマジでやべー!ってことで7月後半から営業活動を止めて頭に汗をかいていました。

子育てとの両立で仕事が効率アップ

 ちょうどこの間、夏休み中の子供達と過ごす時間と重なっていたわけですが、仕事にだけ集中している時よりも、物事が前に進んでいる実感が不思議でたまりませんでした。

 午前中プールに行って、目一杯遊んでからの仕事がめちゃくちゃ捗るんですよ。やらなきゃやらなきゃって、結構焦っているのに、夕方に子供達と公園に出掛けて、真っ暗になるまで遊びに付き合うと、風呂に入ってからの仕事がすごくキレるというか、スラスラ文章が書けたりするんです。

 「遊び」っていう言葉には、意図的に作る隙間っていう意味もありますよね。真夏の線路は伸びるので遊びを設けたり、自転車のチェーンにも遊びがあります。車のハンドルもそう。細密に動く場所って必ず遊びがあるんです。

 ジムにも行かなくなって、いつしか遊びという言葉を一つの意味だけで解釈して、遠ざけていた自分に気づきました。それでスタッフに思い切って聞きました。「俺、ジム通っても良い?」って。「どーぞどーぞ」と許可がおりましたので、10月からボクシング再開です。

 遊びはするものじゃなくて、備えるもの、っていうのかな。詰め詰めのスケジュールにも少しの隙間を。ということで、イライラしやすい季節の変わり目に、ふさわしいオチがつきました。

「病は気から」ってホントそう!

 健康管理について、「そっかなるほど!」と驚かされるお話を聞いたので、共有したいと思いました。

 ついこの間、「痛風をお薬で散らしているんだ」といったお話を飲み会の席で聞いたので、ちょうどいいタイミングかもしれません。

「痛風は尿酸値が高いと起こる」

という定説

 これ、間違いらしいんですよ。エビカニ大嫌い!でも、ビールはおろかお酒はほとんど飲みません!でも、痛風になる人っていますよね。逆に尿酸値が高くても、痛風にならない人いますよね。たしカニ!🦀なんですよ。

 甲殻類やビールなどに含まれているプリン体。これらが原因だというのが一般的ですが、これは種と肥料の関係でいえば、肥料にあたります。では種にあたるもの、主要因は何か?

 一般的に身体が丈夫な人の「実証」の体質に加えて、成長したい!業績を上げたい!という意欲が強い方が、身体の中で生産する物質『テストステロン』が原因です。闘争本能に関わる物質が痛風の始まりを作るってことなんです。事業者さん、社長さん、管理職の方々、心当たりありませんか?

 体内で多くつくられたテストステロンに美食、プリン体が養分となって結果、尿酸値が上がって痛風に、ってことなんです。

頑張りすぎている俺、どうすりゃ良いの??

 意欲的に仕事しちゃいけないの??そんなことは無いと、この話をしてくれた方が教えてくれました。とても深い話になりますが、痛風を抑える一番の特効薬は「謙遜」だというのです。

 痛風になるほどの頑張り屋さんは、実は妬みを多く受け取る立場です。この妬みをひっくり返すために、模範となり、尊敬されること。これが痛風対策の肝、ということなんです。痛風の方は努力家でしょうから、きっとこのお話、ご理解いただけると思います。

 僕はまだ痛風ではありませんが、痛風ではありませんが、不遜な態度は謹んで、もちろん食事には気を使いつつ、喜びはみんなで分かち合おうと強く思いました。

編集後記

子供の成長の鍵は開放感!?

 人類が宇宙に出て、重力から解放されると脳が進化した、というガンダム好きであればピンとくるお話し。

 最近子供達を見ていると、伊勢原に来てからの行動がいちいちダイナミックになっていて、驚かされるんです。

 竜弥は鉛筆の握り方が、字を書くための正しい形になりました。絵を描くときは、これまでと同じ、グー握り。書き方を使い分けるようになり、カラフルな色使いも健在です。

 千弘は保育園では兄として振る舞い、今は大人数の幼稚園で最年少の愛されキャラで、絶賛売り込み中のようです。「○○してくれてありがとう!」なんて言ったりして、感心しながら見ています。

 二人とも急激に成長したのでびっくりなんですが、大声を出しても苦情を言われず、壁に穴を空けてもまあいいかと言える環境が、彼らの脳に影響していると思ったんです。

 子供の成長にはやっぱり自由に、が一番ですね。ウチの方針はこれからも放任。僕みたいにダメ人間にならなきゃいいや(笑)。

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