「ご縁」をいただいたお客様にお届けする、「大きな想い」の「小さなお手紙」
感動・創庫の芦川永光です。1月1日の能登半島地震で被災された皆様へお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方々へ哀悼の意を表します。
ファミコン誕生40周年
昨年がちょうどファミリーコンピューター、通称ファミコンの発売から40周年の年でした。昭和51年生まれの僕は当時小学一年生。第二次ベビーブームの最盛期が昭和48年なので、団塊ジュニア世代が皆小学生になっているココしかない!っていう絶妙なタイミングで、ファミリーコンピューターを世に送り出した任天堂。社名が「天に任せる」なだけあって、時については意図せずなのか。いずれにしても外れないのが凄いですね。
我が家では、父がロードランナーというゲームにハマって、普段はただ怖くて話しかけられない父と唯一共通の話題になっていました。「目が悪くなるよ」と言われるくらいテレビに近づいてのめり込んだり、おばあちゃんのテレビを占拠し続けて怒りを買って電源アダプターを引っこ抜かれたり、すべてが懐かしいっす。
全部自分のタイミング じゃないとイヤ!
昔話はこのくらいにしまして、世に起こる事象は、僕らにとって都合のいいことばかりではありません。燻っていた頃の僕は「なぜ天は僕に味方してくれないの?」と不貞腐れつつ、「お金の神様、俺に味方してくれ!」と鎌倉の銭洗弁天で、真夜中コソコソとお金を洗いまくっていました。身勝手ですね。この時の心境は、自分の思った通りにしたい、自分の思うタイミングで達成したい、苦労を終わらせたい。任天堂のように絶妙なタイミングでヒットを飛ばし成功したい。要するに自分、自分、エゴ万歳なわけです。
時は天にお任せ
任天堂の社名を改めて読み解くと、「与えられた仕事を全力でまっとうしたうえで、運に関しては天に任せる」となります。時を支配なんて出来るわきゃないのに、なんて都合のいい神頼みだこと!僕に足りなかったのは「任せる」こと。つまり、時を天に決めてもらうことを拒み、自分の決めたタイミングじゃなきゃヤダ!と駄々をこね続けたわけです。
結婚おめでとう
悩み多き日々を過ごされている人はおそらくココ、時を天に任せて委ねることが出来たらら、どれほどの重荷を下ろせるでしょうか。日々全力で生き、その後は平和を祈る心。神社・祭事とともにある日本人でありたいものです。3月に披露宴を迎える友人に向けたお祝いのメッセージも兼ねて!
ここ数ヶ月のハイライト
決算月を12月にしてしまったことを「やっちまったな」と毎年ぼやいていましたが、今回は綺麗に片付いて、そのせいか年末年始はとても晴れやか、かつ有意義でした。天気も良くて暖かかったですもんね。
師走の最終週は、主要スタッフと共に食事会をしました。ここ数年できなかった伊勢原で集まってみんなでお食事。やっとできた!と心から嬉しく、頑張ってくれてありがとう、と感謝が込み上げてくる時間でした。
休みに入り今度は家の中のこと。賃貸暮らしの頃は壁に画鋲一つ刺すのも躊躇っていましたが、ここでついに念願でした、住まいを自分好みに改造したのです。まずは子供と一緒に仕事場の壁をペンキで塗り、壁紙を貼ってデザイン事務所らしくアレンジできました。
箱根駅伝を見終わってからは、一階の壁の漆喰塗りにもチャレンジ。まずは廊下、玄関、階段横、そしてリビング。築30年の和の雰囲気を活かして真っ白な漆喰を手塗りして、全て終わったのは2月10日のこと。14キロ入りを3缶、すべて使い切りました。素人の手塗りでもここまでやれるのだと、壁を見て触れて、達成感でうっとり。明るくなったお部屋で、子供達はさらに元気がマシマシな感じです。住み始めてもうすぐ一年の我が家に自分達らしさが加わり、ますます愛着が深まったDIYでした。
編集後記
お客様の成長も我が事のよう
この40年でファミコンの後にゲームと呼ばれるものが多数生まれましたが、国民を大熱狂させるほどのものは無かったと思います。最近登場するものはゲームに限らず切り替えのサイクルも早いので、長くハマり続けるものって少ないですよね。半年前はお絵描きとラジオ体操にハマっていた息子たちは、今ではトミカとプラレール。おもちゃ屋顔負けの立体的なコースを楽しんでいます。
とあるクライアントさんの会社案内にしたためた、社長さんと息子さんのエピソードがありました。「息子は自分の仕事を継ぐのだろうか?」2009年ですから15年前、そんな問いの答えを目の当たりにして、感動でため息が出ました。息子さんは大変立派な仕事人になられていたのです。
ウチの息子達はこの先、どんな新しいことに情熱を傾けるのでしょうか。お父さんみたいにバイト代全部突っ込んで遊ぶのは勿体無いよ、ってことだけ伝えることは忘れないでおきます。
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株式会社感動・創庫 kando-soko CO.,Ltd
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芦川 永光 aka:Tsuru
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