「ご縁」をいただいたお客様にお届けする、「大きな想い」の「小さなお手紙」
短めの秋を大切に
キンモクセイの香りがまちを包みこむ時季になりますと、この夏を一緒に歩いてくれたスタッフ一人一人の顔が浮かんできます。無事に収穫の秋を迎えることが出来ました、皆さんありがとう!感動・創庫の芦川永光です。
子供達と共に生きる時間と仕事に没頭できる時間。そんな充実した日々を送るためには、多少の制限は当たり前です。「人生の糧」とまで考え読み漁っていた漫画もほとんど読まなくなりました。有名な漫画の数々を「読んでいないなんて勿体ない」と言われ、興味があるのですが、時間がどうしても足りません。
この漫画だけはどうしても欠かせない
そんな中にあって、ごく僅かですが単行本を買い揃えているのが、井上雄彦さんが書かれている漫画です。スラムダンクと言えば全国的にも、世界的にも有名な漫画なので誰もがご存知ですよね。現在は小説「宮本武蔵」を原作に描かれている「バガボンド」。車椅子バスケットを題材にした「リアル」。この2つが連載中なのですが、最近まで長いこと休載をして、続きが書かれていませんでした。
連載が止まっている当時の理由をご本人がインタビューで答えていましたが、要するに「気持ちが乗らない」ということでした。特にバガボンドは巌流島の戦いまでの宮本武蔵と佐々木小次郎を描いていて、精神世界をぐるぐる巡っているかのような作品なので、現実世界の漫画を描くという作業とのギャップで消耗も凄まじいのでしょう。広告デザインに携わっている僕ごときでも、微々たるものですが、コレって分かる気がするのです。
働くという言葉に仕事の心得があります
より優れた仕事を目指そうとする時に、今のコンディションがあまり宜しくないとします。「このままでは中途半端な仕事になってしまう」という自覚がある時に、無理をしてでもやり切ろうとするか、一度余暇を設けて切り替えを図るかは、人によってそれぞれの捉え方があると思います。
ここでの物差しとして、働くという言葉が「側(はた)を楽にする」という語源であるということで、優れた仕事とは自分の時間や自分が得るものよりも、より崇高なところから来る動機があるはずです。
井上雄彦さんが休載している間、僕も含めて読者は大きな期待を込めて、何年でも待ち続ける覚悟がありました。そうでなければ休載ではなく、打ち切られるはずです。読者の「どれほど待たされてももっと良い内容を読みたい」という意思に応えるため、きっと耐え忍んでいるのだろうと感じるんです。
自分のためでなく、側にいる人のために、喜べる仕事を
何でもかんでも急かされていた時代は終わったと、ポスティングでまちを歩いているだけでも感じます。チラシを手渡しで受け取っていただく際に、今以上に「ありがとう」「ご苦労様」と言っていただく時代はありませんでした。
日本社会は長い不況で混乱に向かっているのに、不思議だと思いませんか?
故に、この先は間違いなく「心」を大事にする時代になります。クオリティ・オブ・ライフでしたっけ。生きることの質ってことですもんね。きっと井上雄彦さんはそうした時代の流れに身を委ねていらっしゃるのでしょう。
ここで改めて自分ごと。もう自己主張をしたり誇ったりは控えたくなった僕という主語は極力減らして、側(はた)にいる皆様の心身を楽にできるように、より良い仕事を日々頑張ろうと思います。自分のための仕事は続かないけど、誰かのための仕事であればかなり無理が効くのだと、この酷暑で身を持って知れたのですから。
編集後記
幼稚園の運動会に郷里愛を見た
10月12日土曜日は千弘が通う幼稚園の運動会でした。僕と妻、どちらの親戚を見ても、千弘が一番小さい子供ということで平塚からは僕の母と妹、そして妻のお母さんも大和から朝早く駆けつけて、家族総出のイベントとなりました。
子供はいたって真剣
大人達は大熱狂
夏休みが明けてから、少しずつ日に焼けていく千弘の姿を見て、きっと運動会の練習を頑張っているんだろうなと察しておりました。どうやら両手に旗を持って上げたり下げたりしているらしいとか、かけっこを6人で走って「いつも6番なの。6番がいいの」と妻への報告も毎日受けておりました。本番は一度フライングもかまして、かなり本気モードで、結果は5番でちょっとやる気が芽生えたようでした。
40歳代になってからの子供なので、幼稚園のお父さんお母さん方に比べますとだいぶオッサンですが、心だけは若い気持ちでして、汗をかきかき、多くの親御さんと関わらせていただきました。子供達のひたむきな姿に目頭が熱くなり、転んでも泣いても、拍手拍手!お昼過ぎくらいまでの短い時間ですが、盛りだくさんの時間でした。
伊勢原は良いところ
住み良いとこよ〜♫
そうそう!演目の最後にあった、「伊勢原おどり」についてお話ししなくちゃです。あなたの住む街には皆が知る「まちの歌」があるかと思います。伊勢原にも市歌がありまして、この曲とともにチョチョンがチョン、で輪になって子供たちが踊るんです。その節が伊勢原らしさ全開でして、子供たちの一生懸命さと合わさって、和むんです。「伊勢原良いとこ、伊勢原市ぃ〜」ということで、おらが街はやっぱり良いなと、家族みんなで再確認できました。
僕の活動は、 みなさまの応援によって支えられています。 いつもありがとうございます。
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株式会社感動・創庫 kando-soko CO.,Ltd
代表取締役 CEO 芦川 永光 aka:Tsuru
本社 / デザイン事業部
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