「ご縁」をいただいたお客様にお届けする、「大きな想い」の「小さなお手紙」
あまり自分のことは語りたくありませんが
会社の現状ってスタッフに心配かけるし恥ずかしいから言うもんじゃないって思っていましたが奇しくもスタッフに語らざるを得なくなった話題を少しだけ。
創業3年目に東日本大震災。山あり谷ありを繰り返し、業績が少しずつ良くなって累積の赤字がようやく消える!という時期にコロナ騒動。不運な会社の成り行きを何度呪ったことでしょうか。経営者の自分を疑ったこともありました。
ところがどっこい用いられ生きている
伊勢原市高森にある公園から見える景色を収めた一枚。この写真を撮った時の心境は「長かったけどここまで来れた」。スタッフの多大なる協力のもとで、ここに映るすべてのお家に今、広告をお届け出来ている喜びを写真で収めたくなったんです。この場所に居たほんの数分のうちに、色々なことが頭を駆け巡り、「よし、もっと頑張れる!」と拳を握ってきました。昭和の頃から少年ジャンプが好きで、逆境から立ち上がるヒーロー達の姿を追い続けた、現在48歳の芦川永光です。
テレビとSNSはどっちが信用できる?
最近のいくつかの地方選挙後に、「今更そんなことを言うの?」と気になることがありました。選挙の結果にSNSが大きく影響したと言うんです。これを伝えたテレビメディアは「信用ならない」「SNSに騙されてはいけない」とSNSの存在を否定したわけです。信じるべきはテレビ報道だ!くらいの傲慢さもあるのでしょうか。、SNS側の対立意見は「オールドメディアの崩壊」とテレビの報道をバッサリ切り捨てていました。
SNSの登場から10数年、テレビの視聴率は大きく下がりました。市民一人がメディアとして影響力を持つ時代になって、ここまで来たなという印象です。
ポスティングもオールドメディア?
オールドメディアの崩壊というからには、その延長で江戸時代生まれの日本最古のメディア、ポスティングが受ける影響はあるでしょうか。テレビのように信頼度が下がる?効果が落ちる?この答えはシンプル。テレビは大スポンサーの意向によって番組を作り、報道もしていくことで発展はしましたが、誠実さが失われていき一般市民を騙すまでになりました。これに気づいた視聴者が、誠実さを持たないままの古いメディアから離れただけです。
ポスティングの信頼度は決して下がらない
ポスティングは、誠実な方々の伝えたいことをお届けしているので効果が落ちることも考えられません。毎週、お預かりするチラシを見ていますと、一生懸命考えて作られたんだろうなと熱意を感じるものばかりです。こんなにも多くのお客様想いの事業者さんが、僕たちへチラシを託してくださっていることはこれ以上ない喜びです。これらを手に、街の隅々まで歩き続けるために、より一層誠実さを保ち、ひと・まちとのコミュニケーションを深めなくちゃならない。グッと拳を握って、力強く進んでいこうと思います。
今年もありがとうございました
最後に、デザイン事業部の話。この12月中に5つのプロジェクトを同時に進める未体験ゾーンにおります。ピンチがチャンスの言葉通り、ここで最良のデザインが降りてきそうです。盆暮れ正月にGW!?くらいのてんてこ舞い喜び一杯で、夢の中に日替わりで異なるお客様の顔が出てくるほどの大波です。ということで2月までは休日返上で頑張らせていただきます。正月を休まないなんて言うと、妻に怒られそうですが(汗)。
ここまで来てようやく時代の風が自分たちの方へ吹いてきたようです。来年も精一杯、皆様のために歩いてまいりますので、よろしくお願いします。
編集後記
西会津の古民家で、郷里愛に応えるお仕事
遠征が増えた下半期。11月は福島県の新潟寄り、西会津町へ。なんだかんだで長いお付き合いとなりました、笠間拓朗さんが運営されるお宿の取材です。
笠間さんは会計士としてお仕事をする傍ら、地元の地域活性に力を入れて取り組んでいらっしゃいます。2016年頃、笠間さんから「消滅可能性自治体である西会津町を今後どのように興していくか」とさまざまなビジョンを聞いていました。当時は約7千人いた人口が今では5千人台にまで減ったということで、故郷でどう生き抜くかという真剣さは、僕らには到底理解できない感覚です。そして人口が減ると必然的に増えるのが空き家。会津地方で文化的価値の高い建造物が多くある中、「どうにか残したい」という地域からの声に、笠間さんは古民家を再生、リノベーションする民泊事業で応えたんです。
宿泊も兼ねての取材と撮影は、完成したばかりのお宿に家族4人ルンルン気分はほどほどに、作業に力が入りました。明治時代の古蔵を改造した建物は、当時の頑強な骨組みがそのまま使われ、この中を行き来した商売人の姿が浮かびます。会津藩の公文書用紙として使われた西会津伝統の出ヶ原和紙が壁に貼られ、盗人が入らぬようにあえてキシキシと鳴るように作られている床など、居心地のいい空間でありながら、なるほど〜とデザインに感心しきりでした。超おすすめの一棟貸しのお宿、ぜひご家族でお泊まりに出かけてみてください。
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株式会社感動・創庫 kando-soko CO.,Ltd
代表取締役 CEO 芦川 永光 aka:Tsuru
本社 / デザイン事業部
〒259-1145
伊勢原市板戸208-103
Tel:0463-79-9777
FAX:0463-79-9778
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