「ご縁」をいただいたお客様にお届けする、「大きな想い」の「小さなお手紙」
日本よりも茶番デミックによる行動制限がキツかったオーストラリアから4年ぶりに幼馴染が帰ってきました。僕以上に変人扱いされ、孤立しながらも忍耐してきた話を聞きますと、マスクを外す外さないで騒いでいた僕たち日本人は、どう考えてもお気楽だったなぁと感じました。
息子たちの姿を見た彼女が、「昔のつるたんに顔そっくりだ」と笑いながら、よくそんなこと覚えているね!?と吹き出しちゃうほどに愉快な昔話に花が咲きました。
貨幣がメンコだった頃に見つかった才能の片鱗
小学6年生の時、教室内の経済はメンコ資本至上主義。メンコで給食のパンと交換もできる、メンコ経済でした。メンコは昭和30年代の日本で流行したおもちゃ。僕が6年生の時は平成なのでリバイバルってやつですね。
その中で僕は御大臣クラス。参加料を取る独自のゲームを開発してこれが大当たり。途中から参加料を払ってくれた人に手書きのイラストもつけたところ「それが欲しい!」とこれまたヒットでメンコ富豪となったのです。
トランプ遊びを極めた小学6年生
最近、学生の実学受け入れを行うようになってから、勉強が仕事に役立つことは実はほとんどなくて、遊びから得たことで仕事の軸が作られたことを実感するようになりました。
小6の時の担任の先生が仕込んでくれたトランプ遊びは、今の僕を作ってくれたと言っても過言ではありません。大貧民(大富豪)、ポーカー、7並べ、スピード、ダウトなどなど、暇さえあればやっていた遊びの中で「手札全体を見ろ。切られた札、手元の札、全部の枚数、相手の思考の数手先まで予測しろ」とコツを教わりました。このおかげで広い思考を巡らせることが得意になり、即断即決が当たり前になったんです。
メンコの手持ちを増やしている時に子供ながらに無我夢中でやっていたのは、対象の絞り込みとその人が欲しがっているものの確認でした。楽しい話と思って聞いていただきたいのですが、僕のやることを面白いと言ってくれる実家が農家で割とお小遣いをもらっている同級生に、彼が欲しがっていたノートに貼れる絵を用意したんです。
オーストラリアから同級生との会話で古い記憶が鮮明に蘇り、当時の自分に励まされました。遊びの延長で才能を伸ばしてもらい、大切な一歩目を踏み出せたってことです。
才能というものは確かにある
僕は人間関係を築くことが得意で、行く先々を盛り上げる能力があると自覚しています。対複数に向かってお話しするよりも、会議に参加する一人として輪に加えてもらえれば、その会をさらに活性化させることができます。仕事にも役立つ宴会部長ってことですね。
妻は計画的な思考が得意で、デザイナーとしても会社の戦略担当としても超一流です。無計画の僕の行動に、妻が絶妙に方向づけをしてくれます。あとは慎重で臆病な僕に対して、オタオタすんな、安心しろ!と冷静に判断をできる指揮者であって、あらゆる物事の設計士です。つまりはこのコンビが最強ってことですね。
加えてウチのスタッフにはママさん達ならではの寛容さと細やかさ、という才能があります。気づきづらいミスを拾い上げて修正できる能力と、人のどんな感情も受け止めて懐に入り込んでクレームすらも関係作りを出来る能力は、きっと子育てで培われたもの。
この才能の集合体が、まさに会社というチームなんですよね。
いつ咲くか分からない だからじっくりと待つ
確認してみてください。あなたの才能はなんでしょう?あなたが子供の頃に特技としていたことが今、活かされているとしたら、それって磨けばさらに光る才能ですよね。
逆に誰かと比較して、できない自分をもどかしく感じていたら、以前の僕が長らくそうだったからわかります。「あの人のようになりたい」は殆どの場合なれません。「私がやったようにやれば良い」は教えてくれる人と違うやり方を開発した方が手っ取り早いこともあります。チームに眠っている才能も確認しておきたいですね。
花の咲くタイミングに早いも遅いもありません。咲く時期も違えば、場所も全然違います。つまり才能に気づくことに早いも遅いもない。これは、いつも自分に言い聞かせつつ、スタッフにも共有しているメッセージです。
どんなに焦ってもまだ準備の時期だとしたら、より丁寧に根を張って、花開く瞬間に備えておこうと。その最たるは子育て。本当にこれで良いのか?と迷い不安に押しつぶされそうな時こそ忍耐!そう強く言い聞かせたいです。
編集後記
試練を歓迎しよう
スポーツの世界は、ルールが変わることがお決まりですよね。古い話ですが長野オリンピックで金メダルを取ったスキージャンプは、日本人への妬みか?と疑うような板の長さに規制が入りました。マイケル・ジョーダン引退後のNBAは人気低迷を恐れて、激しいディフェンスが出来ない、オフェンス有利のルールになりました。F1の世界では、ホンダのターボエンジン搭載のチームが16戦15勝した翌年、「ターボエンジン禁止」と訳わからんルール変更もあったそうです。
5月、ウチのサイトが機能不全になりましたが、細かい部分をよく見ると、古いモノの排除であったり、資本のある企業優遇の措置でして、つまりはネットの中でのわずかなルール変更によって、でした。
こんな時、負けるもんかとメラメラ燃える単純バカの性格は役に立ちます。夜通しの作業で細かく対応して、ネットの評価が30点だったところを98点まで修正できました。そして6月中旬にはお仕事の流れがググッと変わったのです。
「死中に活を求める」とはよく言ったもんです。ルール変更が成長の糧となるのは、スキージャンプの高梨沙羅選手の活躍や、ノンターボエンジンでもシリーズ3連覇を果たしたホンダの実績が証明しています。
今、ピンチなのは誰のせいでもなく、きっと乗り越えられる試練が今必要で、成長のタイミング。今回のネットの中での出来事も、会社を強くしてくれる大切な機会だったのだと思えるのです。試練を歓迎できるくらい寛容になりたいですね。
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