道は選べる 2018年1月 94号

つるのおんがえし郵送版

2018年1月 94号

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あけましておめでとうございます

  2018年となりました。こんにちは、感動・創庫の芦川永光です。新しい年の始まりに際して、例年通りの年賀状になりますと、お送りすることが出来ない方がおります関係で、今年は他の月と変わらないお手紙として綴らせていただきました。皆様への変わらぬ感謝と想いを込めました、つるのおんがえしをご一読いただけましたら幸いです。

一物全体=ありのままの姿で分割されていない状態のこと

 どうやって抜きん出ようと学び続けた日々。安心を得るために本を読みあさった日々。新しい知識を身につけた時のゾクゾク感と、それを先にやっている人が見つかってしまった時のガックリ感。私の40歳までの人生は、広告業に携わる一人として勝ち方を求める日々でした。「私のお客様を勝たせたい」と、ただひたすらに考えていたのです。

勝ち負けでない

 そんな中で今、気づいたことがあります。私が地域一番店の出来るまでをお手伝いすることで、負けてしまうお店が一方で生み出されていたことに。どこかで分かっていたのですが、あえて考えないようにしていたのだと思います。

 でも、それでは良くない。私はこんな状況を変えたい。お店ごとではなく、地域全体を引き上げる広告を再開発しなくてはならない。目を背けず、しっかり向き合わなければと考えるようになりました。

パンダにおける笹

 最近お披露目になった上野動物園のパンダがとても人気だそうですね。

 パンダが熊の仲間であり、生物学的に見ても本来肉食の生き物であることは、動物好きの方ならばご存知かと思います。

 では何故、パンダは肉を食べずに笹を食べているのか。ライオン、チーター、トラなど、その他の肉食動物を観てみれば、パンダに比べてはるかに足の速い生き物ばかりです。つまり、パンダは長い歴史のなかで、獲物を追いかけ肉食を続けるのではなく、笹を食べて生き抜く道を選んだと言えます。

 これは生存本能であり、笹を食べる選択をしたパンダが唯一生き残るための道だったのです。

私たちが選べる道

 ならば私たち人間にも、この先の人生、未来を選択することは大いに出来るはずです。

 私の直感でしかありませんが、2018年は大移動の元年になると思います。郷里を愛する思いが強く、地元を離れがたい多くの日本人が、いよいよ世界に打って出る元年になると読んでいます。

 それは物理的なことだけでなく、精神的にも、です。

テレビの「日本礼賛」

番組が増えました

 「テレビは信用ならないよ〜」なーんて言いながら、こんな辺鄙なところに住んでいる日本人がいる、日本の商品が世界でこんな風に使われている、売れている、すげー!と日本語吹替の言葉だけを聞いて、信じて疑わない私たち。

 そんな番組を否定している訳ではありません。日本のものづくりは、やっぱりすごいし、世界中に頑張っている日本人がいることを誇りに思うのも事実。

日本の現実

 ですが悲しいかな、2000年代を前に完成している国、日本の現状は古い発明、古いシステムが形を変えずに残っている時代遅れの国。

 これまで私たちが発展途上国と認識していた国々は、今や最先端の発明やシステムによって、新社会を形成する新興国と呼ばれています。そんな彼らの日本に対するリアルな評価が「古い」なのです。

他国からの日本の評価

 タイに30年住んでいる日本人の友人が言いました。「日本は時代遅れになったのではない。他の国が成長して行く中、足踏みをしていただけだ」と。

 確かに日本のシステムは古くなってきたが、本気を出した日本人はこんなものじゃない、と海外の方々は知っているのです。事実、日本に訪れる観光客は年々増え続け、昨年京都には500万人を超える外国人観光客がやってきました。

 「ボールペンの芯の部分、ベアリングが回りインクが出る部分は我々14億人の知恵を結集しても作れない」、と中国人経営者さんに教えてもらいました。

 それだけ日本人には誇れる伝統文化があり、繊細な感性があり、手先が器用で、高い技術も持っているのです。

時代は変わり私たちも変わる

 時代遅れというのは、自分のやり続けたことが廃れることではないと私は思います。

 記録媒体としてビデオがCD、DVDになり、今や実体のないデータでやり取りをされる音楽、映像のあり方を見れば、それらがある時代の役目を無事に終えたことがわかります。

 例えば、CDを未だに大々的に売っているAKB、EXILE、ジャニーズといった方々もおります。物質的欲求、所有欲が縮小する傾向にあって、変化を拒み、自然の流れに沿わないこんな状態が、時代遅れになる一因ですね。

2018年、動き出しました

 変わる、変わらない、ここには自然の理しかありません。

 海を綺麗にしたい、ゴミを減らしたいと願う気持ちは、恐らく人間みんなが共通で持っています。

 貧困を無くす、飢餓を撲滅するといった上位の願いもあるでしょう。これらがもし実現可能ならば、個人的なエゴから少しずつ離れてでも未来を創っていきたい、と多くの人が感じると思うのです。

世界が身近に感じられるように

 2018年、私たち日本人は、動き始めます。これを読まれている皆さんはすでに実感され、「そんなこと分かっとるわい!」と笑い飛ばされることでしょう。

 活躍の機会を既に世界に移されている皆さんにとっては、新しい拠点を日本にするか海外にするか、と地元で引越しをするような感覚になっていると思います。

 私がこれから作りたいのは、そんなお手軽な状況。言語、商文化などの抵抗があり、遠くに感じていた海外進出がライトに考えられる視点、視座をほとんどの日本人が持てることです。

広く高い視点であなたのお店をサポートしたい

 あなたのお店をよくしたいと思ったら、地域全体を見ます。地域を良くしたいので、日本全体を見ます。日本を良くするために、世界を歩いて良く見ます。みんなを良く出来るように考え、あなたが目指す所へ最大限サポートしていきたいと思っています。

面白い一年に

 独立から間も無く10年。多くのご縁をいただいたことで、ようやくここまで実現出来るようになりました。

 今生かけてやりたいことも見つかりました。これを結実させるために、良心に従い生きることを誓うとともに、2018年中は皆様の劇的進化、メタモルフォーゼをお手伝い出来るように、優しく頼れる先導師になります。面白い一年を一緒に歩んでまいりましょう!

編集後記

愛する息子へ

 2017年は深く掘り下げた一年でした。屋号にある「感動」を定義したり、「楽しい」の概念化までしました。これには、子育ての責任感も大きく影響しました。子供の成長はあっという間。例えようのない速さで、ひと月前のことも忘れてしまいます。産まれた頃の写真を見て「こんな顔していたんだなぁ」と随分前に感じるほどです。口の中に手を入れると下の歯が生えてきたのが分かります。年が明けたら歩き出し、夏くらいには達者に話しているのかな。

 今のところ順調に育って、聞き分けのいい我が息子へ。父は力を蓄える一年になるので、諸々の試練は出来たら、来年以降にお願い出来ますでしょうか?父として、さらに深堀するからね。

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