今の時代、効果的な広告とは? 2010年12月 34号

つるのおんがえし郵送版

「ご縁」をいただいたお客様にお届けする、「大きな想い」の「小さなお手紙」

平成22年(西暦2010年) 12月 34号

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 こんにちは、感動・創庫(いせはらポスト)の芦川永光です。『いせはらポスト』にこの秋、チラシポスティングをご依頼いただきました皆さんには、初めましての「つるのおんがえし」でございます。えー、そもそも「つるのおんがえし」と申しますのは…としっかりお話しますと長くなりますので、ページの一番下を読んでくださいね。

 とにかく平成19年7月から、一生懸命!(しつこく)、心を込めて(言いたい放題に)発行を続けているニュースレターでございます。長く読んでくださってる方も含めて、これからもどうぞごひいきにお願いしまっす!

 さてさて、私、先月の15日に34歳になりました。坂本龍馬の誕生日、11月15日で同じなんですねぇ…

あ、昨年も同じ事言ってた気がする(笑)。20代の頃にイメージしていた30歳代中盤の自分よりも、大分物事が分かる34歳になれた気がしています。「たくさんの努力をしてきた」と言えるほど人よりも頑張ってきたかどうかは分かりません。でも、偶然も必然も含めた多くの「ご縁」に、私は大変恵まれていると感じています。

 この歳で頂くお客様のご指摘というのは、ホントありがたいです。若い自分にとっては「お小言」でも、今の自分にはそこに「金言」もあると感じています。事業の代表者ともなりますと、自分を戒める場面が極端に減ります。私みたいな人間は、根っこがお調子者ですから、常に目上の方に指摘されながら上を目指していく方が、いいんじゃないかと思うんです。という訳で、34歳のこんな男ですが、これからもお客様の笑顔と幸せをチカラにしながら、一つ一つ成長していきたいと思います。

ヒット映画の傾向に、マーケティング発想がチラリ・・・

 先日、私の大好きな映画制作会社「ピクサー・アニメーション・スタジオ」の名作、トイ・ストーリー3がDVDで発売になりました。私は夏ごろにいち早く映画館で、3D上映を見に行きました。モノを大事にせにゃならん、仲間は大切だ、とまあいろんな考えさせられるテーマのある映画ですが、私がこれも時代だなぁと感じたのは、現代のアメリカを象徴している別のテーマについてでした。ちなみにここから書く内容は、映画を見ていない方にはちょっとネタばらしになってしまうので、あらかじめご了承くださいね。

少しだけ、「あらすじ」です。

 トイ・ストーリーとは、そのままおもちゃのお話です。自分たちと親しく遊んでくれた(使ってくれた)男の子がやがて成長し、おもちゃ達も遊んでもらう機会をいよいよ失います。そこで彼らが取った行動は、新たに使ってくれる人(子供)探し。そうしてたどり着いた先が、おもちゃ達の最後の楽園とされる保育園でした・・・

 とまあ話の流れはこんな感じです。おもちゃ達が自分たちの行く末を真剣に考えている様を見て私は、失業率が上がり続けるアメリカの現状を連想させているように感じました。 そして映画の終盤、泣きっぱなしでした。自分の子供の頃にも重ねて、いろいろ考えさせられましたし、同時に多くの共感を得られる名作だなぁと関心しまくりでした。恐らく子供から大人までの多くが実体験で得ることを表現しているから、余計に共感しやすいんかな、とも思いました。

「ターミネーター4」は時代錯誤だった?

 一年前くらいだったでしょうか・・・今やカリフォルニア州知事のおなじみ、アーノルド・シュワルツネッガーの出世作、ターミネーターの続編「ターミネーター4」を見に行ったときは、逆にセンスが時代に合ってないと感じたのを覚えています。

 近未来の「機械vs人間」を描いたSF映画でしたが、世の中が不景気でちょっぴりおセンチな時代に、追い討ちを掛けるような、破滅的&不幸よりのストーリーは、私はシリーズ全部が好きで見ているので面白く観れましたが、世間ではあまりウケませんでしたね。トイストーリーとは真逆の感覚だったので、唐突に思い出しました。

 さてさて、映画のヒット要因と言うのはさまざまですが、時代背景に共感を得ることは大事な要素の一つだと思います。景気が良い当時の日本では、言葉は悪いですが「平和ボケ」しているので、過激な映画が多かったと思います。スタローンの「ランボー」、ブルース・ウィリスの「ダイハード」、シュワちゃんの「コマンドー」「プレデター」などなど。スカッとさせるのが目的!?なのか、流血やら爆発、ハラハラドキドキ何でもござれ、でしたよね。でもこれらの映画はここ数年再放送されていないんですね。9・11以降、特に減ったように思います。

その時代を読み取ることが大切。

 少なくとも映画業界は「時代による感情や気持ちの浮き沈み(のようなもの)」に着目をして、流行る映画を意図して作っているって事だと思うんです。そして、これは何も映画に限った話じゃありませんよね。テレビ、ラジオ、書籍、そして広告にテレビ、ラジオ、書籍、そして広告についても同じことが言えるわけです。

購入するメリットを伝える時代から、今は…

 2000年代以前の時代は、商品・サービスのウリ、購入のメリットなどの情報が広告にあふれていました。それが販促のためには最善の広告だったからです。家賃と住宅ローンの比較対象チラシや、光熱費削減をメイン情報にエコ家電・オール電化などの買い替えを促す広告などは、購入のメリットを数値で裏付ける昔からの王道です。しかし、2010年ともなりますと、この王道ですら陰りが出ていると感じるんです。

 ここ数十年で、頂点からどん底のような経済を味わった日本人は、一気に消費感覚が磨かれました。バブルのような大失敗も含めて、消費行動をより慎重に心がけるようになった訳です。消費者金融業が「ご利用は計画的に」なんて言いだしたのも、ここ数年の話。昔そんなこと言ってたら、ナニ言ってるの?と失笑されていたはずです。しかし言葉通り、不景気にはより計画的に、絶対に失敗の無い買い物をしたいという心理が働いています。

今の時代、効果的な広告とは

 さて、コレを結論にまとめるのは難しいお話ですが…(大汗)

私が思う2010年代理想の広告は、お客様が購入するその瞬間のための広告ではなく、購入後その先のフォローが期待出来る(もしくは出来そう)と感じられる広告だと思います

例えて言えば、合コンだけの一夜限りのお付き合いではなく、結婚を前提にお付き合いをしようとする姿勢と同じです。

結婚を前提のお付き合いとなれば、自分の性格から趣味まで、伝えるべき事はたくさんですよね。

将来の夢、あなたとこうなりたい、なーんて話もするんでしょうか。

では、これを商売に置き換えると、イメージ湧きますか?

 2010年現在、企業理念や顧客との関係性、これらを発信できる所にお客様が事実、集まり始めているのです。先に言いました通り、お客様はそういう所を厳選して、失敗の無い買い物をしているんですね。理念の発信は今からでも始めることが出来ます。あなたのお顔がどこにも出ていないのなら出してみる。そんな小さな一歩が大きな発展に繋がるはずです。時代は変わったのだと意識しながら、2010年代にあった「理念ある広告づくり」を考えてみてくださいね。

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