広告はやっぱり継続が必要なんだね~ 2012年8月 46号

つるのおんがえし郵送版

「ご縁」をいただいたお客様にお届けする、「大きな想い」の「小さなお手紙」

平成24年(2012年)8月 46号

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 残暑お見舞い申し上げます。感動・創庫の芦川永光です。独立をしてから5回目の夏は、連日連夜、猛暑でございます。5年前はこんなに汗をかかなかったはずですが、思い過ごしでしょうか。代謝が良くなったのかな??

スパイシーな夏、と言ってみましょう

 先日、雑誌編集者をしている高校時代の友人から、「ネガティブなものは全部スパイシーに置き換えるといいよ」と、大変有益な知恵を授かりました。会議が苦戦した時などは、「いや~、スパイシーな会議だったね…(苦笑)」と言うんですって。スパイシーな夏と言うと、暑さよりも何か別の高揚感みたいなものが強調される気がして、不快感は和らぐ気がしますね。

 さらに、2012年の夏がスパイシーなのは、ロンドンオリンピックが盛り上がっているからかもしれません。4年に一度の大会だけに、オリンピックの開会式はいつも演出などが話題になりますが、僕は個人的に閉会式の方が好きです。大会が盛り上がって盛り上がって、その余韻を残しつつ、あぁ終わっちゃうのね~っていうはかなくて、後ろ髪を引かれるような、あの雰囲気が好きです。4年後、どんなドラマが待ってるのかなぁ…なんて夢想したりもして。

嫌いなウニが、大好きになる感覚

 私の個人的な話題ですが、かなり長いこと苦手意識があって、スパイシー!だなんてポジティブには言えない食べ物の一つだった「スイカ」が、スパイシーな夏らしく!?むしゃむしゃ食べれるくらいまで好きになりました。ウニ嫌いだった子供時代にブレイクスルーして、吸い込むようにウニを食べるほど好きになったあの感覚に似ています。知ってました?スイカって旨いんですよ~!(当たり前だ!)。大人になると、味覚なんかもだいぶ変わりますよね。肉よりも魚が好きになったり、ビール党だったのが、焼酎やウィスキーが好みになったり。

 小学校の運動会で思い出すのが、国旗掲揚の時の「おもしれーこと、始まるぜ~」っていう気持ちの高まり。別に運動がバツグンだった訳じゃないんですけどね。閉会式を楽しみにしている大人になった自分は、「終わりよければすべて良し」を少なからず理解したのかなぁ、なんて思ったりもします。

 暑い夏をスパイシーと言うと、こんなにも訳も分からず(笑)暑さを吹き飛ばせる、という事で…。皆さんの周りにまとわりつく湿気や熱気、それらはすべてスパイシーな夏の産物という事で、爽やかに笑い飛ばしていきましょう!

本を読み、時代を読む

販促活動や商品開発などで一度や二度、失敗をしたくらいで文句を言わずに済む本

「プランB 破壊的イノベーションの戦略」

ジョン・マリンズ・著 ランディ・コミサー・著
文藝春秋 刊 価格1995円(税込)

 コヤツ、なかなか分かっていらっしゃる本なので、ご紹介したいと思います。分厚いです。300ページ超あります。しかも1900円もします。それでもこの本は、つるのおんがえしを読んでいるすべての皆様に読んで欲しいと願っています。なぜなら「広告はやっぱり継続が必要なんだね~」と、もの凄~く理解が出来る本だからです。

 見開きにはこんな素敵な事が書いてあります。

これは素晴らしいアイデアだ!新事業をたちあげよう!そう考えたあなたは一度は必ず失敗する。業界の地図を塗り替えるような破壊的アイデアは実は、プランAからは生まれない。その失敗を検証することによって生まれるプランBによって成し遂げられるのだ!!』

By「プランB 破壊的イノベーションの戦略」ジョン・マリンズ・著 ランディ・コミサー・著

 単純明快、最初に出した自分が思う斬新なアイデア、画期的な新製品というのは、結局失敗作ですよ~っていうお話なんですね。おいおい、ずいぶんと厳しい言い方をするね?と思うかもしれませんが、この本では今では超一流企業となった実例をいくつも例に挙げて、実際にプランA、B、C…と重ねた結果、プランGで成功した事例なども紹介されています。製造業における新製品開発などは、平均53の失敗作が必要になるというデータもあるんだそうです。大変なんですね。

 本には書かれていませんが、私が思い出すのは、iPodが爆発的に売れ始めたのは、ホイール操作(くるくるとキーをまわして選曲をしたり音量を調整)が可能になってからですね。確か2・3世代目からだったと思います。それ以前はヒットと呼べるほどの個数は売れていないんですね。あれなどはプランB、プランCという事になります。

 最初に計画した事(プランA)というのは、まず良い結果が出ないと思った方が良いみたいです。次の計画(プランB)からが本当の計画になる訳です。そうそう、広告も同じ事が言えますね。一番最初でドンピシャ成功というのは、なかなか難しく、むしろ次のために学ぶ事の方が多い訳ですね。その学びをキッチリ活かしていくのが、プランB以降の広告宣伝戦略なのです。一回目でちょっとコケてしまったからと言って、そこで止めるのが一番モッタイナイ!本当の結果が出るのはその次。破壊的イノベーションを生み出す、プランBの戦略なのです。

心に響く感動の格言

選択肢が多くなればなるほど
選択しなくなる
これが人間の心理である

Words by 大前研一

やりたい事、やるべき事、皆さんは整理できていますか?僕は人一倍、やりたい事が散らかっています。

やるべき事には優先順位が付けられるようになってきたかなぁ、という感じです。

選択肢は少なくシンプルに。僕自身が掲げる、今年後半のテーマです。暑い時こそ色々な物事の整理、してみませんか?

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