だいぶ前の投稿の下書きが残っていました。
消すのは勿体無いので、そのまま投稿しようと思いました。
時間を巻き戻して、3月上旬の気分でお読みいただけるとありがたいです。
昨日、3月9日は息子の誕生日でした。
出張先の神戸から妻の実家に戻って、誕生日会をしました。
この2年という歳月は、親として成長もさせてもらった大切な時間でした。
来週、2歳検診があるのですが、どうやら息子は言葉を話すのが遅いようです。
そこには、こんな問いがありました。
Q. 2つ以上の言葉を話しますか?
「おなか」「すいた」
「あたま」「いたい」
「まま」「こっち」
へぇ〜、2歳になるとそこまで話せるようになるんだね、一般的には。
ウチの息子は、一つの単語を話すところまでです。
それも、「ばぁ」くらいがやっとで、パパ・ママ、などもまだまだです。
でも私は、心から安心しています。
私もその検診には一緒に行きたいと思っていますが、親として自信を持って、息子の成長のすごさを伝えられると思っています。
私たちはある意味、ラッキーだったかもしれません。
統計学や心理学を駆使して、人の悩みをほんの数時間で解消できるカウンセラーの方とのご縁があり、生後ひと月経った頃、子育てについてアドバイスをいただけたからです。
「あなたの息子さんの成長は、とてもゆっくりです。」
「あなたと奥様は、何をするのでも、テキパキとできる人たち。」
「だから一つだけ、子育てに向けてのアドバイスです。」
お子さんに「早くして」と言わないでください。
歩き出したのは1歳3か月。
妻は心配していなくても、祖母たち親戚はやはり気にするんですね。
そこでも、一般と比較して成長が遅いことを全く気にしていません。
これまたご縁ですが、理学療法士の先生に「近年、親たちが子供を早く歩かせようとするので、思春期になって身体に多大な悪影響をもたらしている」とのお話を聞いたんです。
その先生が、部活動に励んでいる学生の身体について、研究を進めていった結果、
怪我のしやすい身体を改善するために、高校生にハイハイするところから整え始める必要がある、と気づかれたのだそうです。
実際に、部活動で身体をバリバリに鍛えているのに、ハイハイがままならないという人が多いんですって。
適切な成長速度に合わせるって、親になると本当に難しい問題だなって思うんですが、期待あまってコントロールが無意識に入っちゃうんだなぁと感じました。
会社のことも最近は「見守る勇気」とテーマに、スタッフの成長のためにでしゃばらない、口を出さないを心がけています。
じっくりと時間をかけて見守ること。
子供から学ぶことは、本当に大きいです。
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