バンクーバーに行ってきました!! 2017年8・9月 92号

つるのおんがえし郵送版

2017年8・9月 92号

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カナダのバンクーバーに行ってきました!!

 7月18日から5日間、カナダのバンクーバーへ、UOTconference(旧世界会議)のメンバーとともに行ってきました。なぜ、バンクーバーに行ったのか。毎年大規模な世界的講演会を主催している「TEDカンファレンス」が開催されている街がバンクーバー。当初はアメリカ国内で開催をしていたTEDが、わざわざバンクーバーに移動し、この街の中にあるコンベンションセンターを拠点に活動している理由を探しに行ったというわけです。

 世界を良くしようと活動をしている私たちも「バンクーバーに一度は行かねば!」と思っていたところに、通常は20万円はかかる名古屋〜バンクーバー間の往復チケットが、7月中はなんと定価の4分の1という破格で売られていることを知り、「こりゃあ、神の啓示っす!」ということで、畳み掛けるように予定を組んで、GOしました。

 先月のつるおんをお休みさせていただいた代わりに、今月は2回分をおまとめして特大号としてお届けいたします。

過ごしやすい夏、余裕の持てる時間感覚

 世界の住みやすい街ランキングで常にベスト3に入るとされるバンクーバー。どんな暮らしぶりなんでしょうか。

 朝6時前に日が昇って、日没は21時頃。日照時間がとても長いので、その分仕事をしているのかなぁと思いきや、17時にはバーが混み始めて、明るい時間からお酒を飲んでいる陽気な人たち。

 真夏の時季なのに気温も25度を超えない過ごしやすさ。海沿いなので、雨量が多いらしいのですが、5日間で雨が降ったのは1日だけ。この日は長袖を着ても寒いくらいでした。この気候で生活ができるというだけでも、かなり住みやすそうです。スーツスタイルの男性が颯爽と歩く姿を何度も見かけましたが、この時期の日本だったらジャケットだとしんどいので、汗もかかない夏はとても羨ましかったです。

日本の都市機能と比較

 道は広いのかなと思いきや、日本とそれほど変わらずで、渋滞は気にならない程度。バンクーバーの中心街は網の目に道路ができていて、建物も都心に比べれば、それほど高層でもない感じなので、広い通りをテクテク歩いていましたが、建物に圧迫されるような感じはなく、ごちゃごちゃしている印象も感じませんでした。

 国立図書館は、英語が読めるなら、毎日でも行きたくなる場所でした。民間のテナントも入っていたり、運営の全てが行政頼みにはなっていないようで、この形は日本でも真似できると思いました。

 ダウンタウンは多種多様なお店が立ち並んでいて、観光地としては面白い場所です。また次に行く機会があったら、台北の夜市のような、眠らない街的な場所も探してみたいなぁと思いました。

幸福度はどうなんでしょうか

 カタコト英語もままならない私のぶつ切り英語を、どうにか聞き取ろうと努力してくださるお店の人たちのご厚意は温かかったです。コーヒーに砂糖を入れるかい?的な質問も、こちらが??な顔をしていると、別の言い方に直して質問してくれるんです。移民のまちということで、多様な文化を受け入れる習慣が根付いているのかもしれません。

 走っている車の多くが、日本では高級車と呼ばれる車。日本メーカーの車も見かけましたが、おそらく北米仕様になっているであろう、どデカいサイズのものがほとんどでした。おそらく裕福な方が多いのでしょうね。

 一方で、街を歩き続けるとちょこちょこ見かけるのが、物乞いをしている人が多いこと。貧富の差もそれなりにあるようです。観察しすぎないように眺めていましたが、身体が大きくなりすぎて電動車椅子に乗っている方が、「Help!」と書かれた紙を持って、交差点前に座っている光景はなんだかなぁ、と思いました。

自分なりに見つけたこと

 TEDが世界的な会議を催すのに必要なインフラや多くの宿泊施設、長期滞在者を受け入れられる食文化も含め、多様な文化を受け入れやすいバンクーバー。どんな国からここへ来ても快適に感じることでしょう。夜中の1時にあえてセブンイレブンに買い物に行ってみましたが、それでも怖さを感じない治安の良さ。住みやすい街に選ばれる理由はたくさん見つかりました。

 しかし、おこがましいかもしれませんが、バンクーバーに世界的な問題を解決するための理想形はなかったようです。日本から世界課題を解決するタネを生み出すために、私が必要だと感じたのは便利を増やすことではなく、狭い国土における取捨選択の方です。バンクーバーもそれほど広くはないところですが、自然はしっかりと残しながら、必要最低限のものが集まっています。ここら辺はまちづくりのセンスの問題だと思いますが、都内の限られたスペースでおこなうよりも、やはり地方から日本発の素晴らしいものが生み出せると確信しました。

 そして、私の考える世界構想においても、バンクーバーの光と陰が見えたことから大きなヒントを得ました。誰も取りこぼすことなく幸福にできる理想のサービスを、未来から引き寄せることができたんです。この夏の5日間は、未来のどこかでターニングポイントだったと言えるに違いありません。素敵な旅でした。

編集後記

 今回、7月のカナダ旅行の話題を中心に、2ヶ月分を一つにおまとめしました。前職で勤めていた頃から10年以上続けているのですが、合併号にしたのはおそらく初めてです。たくさん書いて、たくさん写真を載せているので、いつもより読み応えがあるかと思いますが、何か一つでもお伝えできたら幸いです。

 そんな中、編集後記はいつも通りの子育て日記です。

 子供の成長は、私たちの生活リズムとは全く関係なく、駆け足で進んでいきます。「子育てとは親育てである」とどなたかが言っていたのを思い出しますが、まさに親としての対応力を、子供の成長に追いつけ追い越せと育てなくちゃならない日々です。妻がよく「ついこの間の事が思い出せない」と言うんですが、私も全く同じでして、ついこの間抱っこをして寝かしつけていたはずなのに、今では全く通用しなくなって、毎日もがいています。

 「縦抱きをするんだ!」「座るんじゃない!」「立ったまま揺さぶり続けるんだ!」そう息子に言われているかのように、寝かしつけるためにただただ必死です。目をつぶったチャンス!とベッドに連れていくと、また目がぱちっと開く。背中にセンサーでもついてるのか?

 無理やり寝かそうとしている、こちらの魂胆がバレているのかもしれません。もっと子供の呼吸に合わせるというか、都合を押し付けちゃいかんですね。明日になるとまた何か一つ、出来ることが増える子供を前に、私たちも同じように一つ、成長させてもらえるんですね。

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